からあげ

ほらそのあのなんていうか

代わらない存在

芸人の松本さんが活動休止するらしい。
今回、言いたいのは、その理由や原因についてではない。

私は常日頃肝に銘じていることがある。
それは、私の代わりはいるということだ。

きっと彼が、いなくても回っていくだろう。

あれほどの才能があって実力がある。
だから、今後番組のクオリティは下がるだろう。
彼と同じ事を出来る人はいないかもしれない。

でも、回るのだ。

彼の代わりはいない。
たしかにそうなのだが、それでも回るのだ。
だから、彼の代わりはいる。

私は怖い。
彼ほどの人間ですら、代わりがいるのだ。
凡庸な私の代えなどいくらでもいるに決まっている。

いつだって取って代わられるのだ。

だから、一生懸命に生きている。

たまに、いなくなったら困るよ。
そんな言葉をかけてもらえる事がある。
これを聞いて安心しても、代わりはいるのだ。

あなたは誰も代わりになれない。
そう言われたい。

それが理想だ。
しかし現実は代わりはいるし、あるのだ。
だから、代われない何かを残さないといけない。

松本さんは残している。
形になるものならないもの。

彼ほどは残せないだろう。
でもやはり、取って代わられた時に何も残らないのは嫌だ。

代わりにならない何かを残すために。

私は一生懸命に生きなければならない。